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新電力の基本料金

電気消費のイメージ・電源タップ

新電力の魅力といえば電気代が安くなるということです。では、その基本料金はどのように決められているのでしょうか。

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仕組みを知るとどうして割安な料金で今までと同じ電気が利用できるのかが分かります。
また、電気代を安くするためにはどんなポイントを覚えておいたら良いのでしょうか。

基本料金の仕組み

毎月の基本料金というのは2種類あります。

それは、今までの仕組みである電気を一番使ったピークの時を基準にする料金の仕組みと、使った分だけ払う仕組みです。

新電力では使った分だけを支払う料金制度となり、その分基本料金が低く抑えられています。

さらに、新電力は再生可能エネルギーを利用しているので政府からの援助を受けられますし、設備投資や保守管理面で今までの地域電力よりも小規模なのでコスト管理がしやすくなっています。

そして、民間として培ってきたビジネス戦略によってより賢く利益を上げていくことが出来ます。

結果として、基本料金を今までよりも安くすることが出来るのです。
しかし、新電力で気をつけなければいけないのは、既存の契約から切り替えることによって料金が高くなってしまうケースが有ることです。

どんなケースでしょうか。

ひとり暮らしの場合

ひとり暮らしはあまり電気を使いません。

そうすると乗り換えによって電気代が高くなってしまうことがあります。
今までは、消費電力が少ないひとり暮らしの家などの場合、電力会社としては赤字で電気を供給していました。

しかし、赤字だからといって電気を止めることは出来ず、独占企業としての営業が許される代わりにそれらの赤字の世帯にも他と同じ料金で電気を供給していたのです。

新電力になったら、このような世帯にはもう電気は届けられないのでしょうか。

そのようなことはありません。

今までと変わらずに同じ料金で電気を利用していくことが出来ます。
しかし、新電力になると高い料金を請求されてしまうかもしれません。

なぜなら、新電力は使えば使うほど安くなるような料金設定をしているからです。
月々の平均の電気代が4,000円より低いのであれば契約を切り替える必要はないでしょう。

オール電化の場合

オール電化を利用している家庭も契約の切り替えに慎重になる必要があります。

なぜなら、オール電化にすることによりすでに格安料金で電気を使うことができているからです。
オール電化の電気代はそうでない家庭よりも10%ほども安くなっているのです。

しかも深夜の電気代は日中の半分近くの値段に設定されています。
夜中に洗濯をしたり、食洗機を使ったり、さらには給湯器などでお湯を作ったりとかなりの家庭で深夜の安い電気代が活用されています。

夜中の格安電気代があるので、大人数の家族でも安い電気代で助かっているというコメントをよく耳にします。

そんな家族が、新電力に切り替えたらどうなるでしょうか。
新電力の割引は通常の電気代より5%ほど安くなるものですので、損をしてしまう可能性があります。

しかし、新電力はガスやガソリンスタンドなどの他のサービスとのセット割があったり、今後深夜料金設定プランなどを作ってくる可能性があったりしますので、慎重に比較する必要があるでしょう。

安くしたい時のチェックポイント

電気の基本料金を安くしたいときはどんな点をチェックする必要があるでしょうか。

まずは毎月の検針票で電気の使用料や契約アンペア数をチェックしましょう。
夏冬と春秋は電力消費量が全く違います。

それで、可能であれば一年の平均使用量を知るようにしましょう。
そして、年間の使用料が多いのであれば切り替えたほうが安くなるかもしれません。

さらに、ポイントカードも確認しましょう。
大手のポイントカードなどを持っていれば、新電力を利用し毎月の支払をしていくだけでポイントが加算されていくサービスもあります。

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どの電力会社が自分のポイントカードと提携しているかを確認しましょう。
このようにして、賢く新電力会社を比較したいと思います。
これらの点を踏まえて一括で見積が取れるサイトが有りますのでぜひ利用していきたいですね。