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売電も有利に?

自宅の太陽光発電パネルで売電を行う

電力自由化によって太陽光発電などをより自由に売電することが出来ます。

しかし、自由に売電できるようになったと言ってもお得に売電できるのでしょうか。
どうして高い値段で売電できるのか、という事を知らないと不安になるのではないでしょうか。

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売電が有利になる理由について考え、そして売電とは何かを調べましょう。

有利な売電

太陽光発電を利用している家庭は多いと思います。

しかし、太陽光発電は効率が良い発電方法なので、自分の家で使う電力以上に電気が発電されてしまうことがあります。

その時に、余った電気を電力会社に売ることができる のです。
これが売電です。

そして、今まではこの売電先が地域の大手の電力会社だけでしたが、電力自由化により選択肢が一気に増えました。

より高い値段で電気を買ってくれる新電力会社が出てきたのです。

例えば、今までは売電の単価が東京電力だと1kw33円だったものが、新電力会社だと1kw34円で売電することが出来るのです。

この1kw33円という今までの料金は固定価格買取制度によって10年間は変更してはいけないと法律で決まっています。
ですから、買取価格が33円以下に下がってしまうということはありません。

しかし、新電力会社はこの最低買取価格に1円をプラスして買い取ることができるのです。

このお得な売電が実現するのはなぜなのでしょうか。

有利な売電の理由

簡単に言うと、新電力会社が各家庭の太陽光発電で余った電気を高い値段で買い取ることが出来るのは政府の援助があるからです。

新電力会社にとって、高い値段で電気を買い取ることに対する旨味はあまりありません。
高い値段で買い取っても、その分高い値段でその電気を売ることが出来ないからです。

では、なぜわざわざ高いお金を出して電気を買うのでしょうか。

それは、政府が助けてくれるからです。
政府は太陽光発電などの再生可能エネルギーを利用した発電を促進したいと考えています。

地球環境を守っていくことが急務となっているからです。

それで、それぞれの家庭が太陽光発電を導入すると気には導入コストを援助しますし、余った電気を高く売ることができるようにサポートしているのです。

それで、新電力会社が電力を買い取るときには再エネ割賦金というものを支給して、高い買い取りを実現できるようにしているのです。

売電先を変えるデメリット

売電先を変えることによってどんなデメリットが有るのでしょうか。

高圧電力を売電する場合はメーターを交換する必要が出てきます。

この費用は5万円ほどかかる会社もあれば、無料で行ってくれるところもあります。

また、売電量監視システムの設置費用が必要になる場合もあります。

このシステムを利用するにはメンテナンスも必要となり、費用は30万円から50万円と高額になります。
しかし、会社によっては毎月分割して払っていくプランを用意しています。

ただ、一般的な家庭で利用する低圧電力の売電の場合はこれらの費用は必要ありません。
さらに、低圧電力を売電した場合に、毎月買取料金が支払われない場合もあります。

3ヶ月に一回の振込となるのです。

太陽光発電の導入費用をローンで支払っている家庭は、買取料金を毎月の返済費用に当てていたかもしれませんが、振り込み回数が減るなら、返済計画を見直す必要があるかもしれません。

注意ポイント

売電先を変える場合にはいくつかの点に注意をする必要があります。

それは、地域によっては売電を受け付けている新電力会社がないということです。

今までの大手の電力会社が問題なく買い取りをしてくれますが、人口が少なく消費電力が小さい地域ではそもそも電力の需要があまりないので、新電力会社が買い取ってくれないケースが有るのです。

それで、比較サイトなどを使ってきちんと売電を受け付けているのかどうかを確認しましょう。

注意ポイントはいくつかありますが、買取価格が単価ごとに一円上がるというのは魅力的なポイントです。

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各社によって色々なセット割サービスも準備していますのでしっかり比較していきましょう。